2010/03/06

ウェブサイトを1つのデスクトップアプリケーションっぽく起動できる「Prism」を試してみた


Mozilla Labsで公開されている「Prism」を試してみました。このアプリケーションを使うと、タイトル通り、ウェブサイトをデスクトップアプリケーションっぽく起動できます。主な機能はhttp://prism.mozillalabs.com/features/で紹介されています。

使ってみる
FirefoxのAddon版と、Firefox無しでPrismが使えるスタンドアローン版が用意されているみたいです。スタンドアローン版はWindowsとMacに対応しています。僕はスタンドアローン版を使いました。FirefoxのAddon版は、たぶんWindows版のChromeに実装されている「アプリケーションのショートカットを作成」機能に近いものだと思います。Mac版Chromeにも早く実装されて欲しいなと思っていましたが、Prismがあれば不要かも知れません。

インストール
http://prism.mozillalabs.com/started/からスタンドアローン版をダウンロードして、適当にインストールします。

Prismを起動
インストールしたPrismを起動すると下の画像のようなウィンドウが表示されます。
URL
起動したいウェブサイトのURLを入力します。
Name
起動した際のアプリケーションの名前を入力します。
「Show navigation bar」と「Show status message and progress」
下の画像のバーを表示するかしないかのチェックボックスです。
Enable navigation keys
よくわかりませんでした。
Create Shortcuts
ショートカットを作成するかしないかという設定です。ここで作成されるショートカットの名前は「Tumblr.app」のようになります(Macの場合)。クリックすると既定のウェブブラウザが起動するショートカットではありません。
Icon
アプリケーションのアイコンの設定ができます。アイコンのデフォルトはFaviconで、command+Tab (WIndowsではAlt+Tab)を押したときとかMacのDockに表示されたときにアイコンがぼやけるので、解像度の高いアイコンをここで設定するときれいかも知れません。

ウェブサイトを起動
設定を終えると自動でウェブサイトが起動されます。「status messages and progress」
のバーを表示させている場合は、そこからフォントの設定やプロキシの設定、印刷ができます。あとAddonの設定もできるようですが、その前にAddonの追加方法がわかりませんでした。
まとめ
Prismを使えばウェブブラウザを起動せずとも指定したウェブサイトを見ることができます。「もはやこれはデスクトップアプリケーションですよね」みたいなUIのウェブアプリケーションに使用すると効果的だと思います。

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